【晋山式報告(5)】

令和4年11月3日に開催された晋山式のメイン行事である「晋山法要」の報告をします。
本堂にいっぱいのお寺様やお檀家様、そして親族やご縁のある方々が、新命(しんめい:新しい住職)の入堂を見守ります。
通常の法要では、導師は阿弥陀様の裏側から入堂しますが、新命は本堂の外から扉を開けて入堂します。

本堂の中央で座り、住職の辞令を伝達されます。
読み上げたのは、浄土宗大分教区の教区長である鶴山恒教上人(蓮華寺住職)です。
浄土宗総本山知恩院の伊藤唯真御門主猊下から、浄泉寺と兼務している西林寺の辞令をいただきました。

その後、前住職から「伝衣」(袈裟)、「過去帳」、「水冠」を授与されます。
浄泉寺の住職が代々受け継いできた重要な物品です。
水冠を被り、新命はようやく内陣の阿弥陀様の前に座り、住職として初の導師を勤めます。
新命の補佐をする侍者(じしゃ)は、大分教区の青年僧侶2名が初めて勤めてくれました。

本堂の外のお檀家様には、本堂内に設置した複数のカメラの映像を切り替え、モニターテレビで見ていただきました。

晋山法要の報告は、このあとも続きます。